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ノーベル賞の光と陰

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日本人のノーベル物理学賞独占は驚きました。
驚いたのは3人一度に受賞したことで、業績からすればもっと早く受賞すべきでした。

小林・益川理論は素粒子の説明の中で必ず出てきます。南部先生の「自発的(CP)対称性の破れ」という理論も、素粒子に質量が生まれる仕組みを解明したもので有名です。
これらの方々が日本人でなければもっと早く受賞したはずです。

ノーベル賞の選考にあたり、ノーベルは「賞の選考には、国籍を一切考慮せず、最もふさわしい人を選ばなければならない」と遺言しています。
しかし、この遺言は第1回のノーベル賞選考で、早速無視されています。

第1回ノーベル医学・生理学賞は、北里大学の創始者である北里柴三郎が最有力候補でした。
しかし黄色人種であると言う理由で、ドイツのベーリングに与えられました。
受賞理由は「ジフテリアの血清療法」ですが、このベーリングの研究論文の大半が、北里柴三郎の研究によるものです。

野口英世も2回候補になりながらノーベル賞を見送られました。野口英世は梅毒の病原体であるスピロヘータの発見で有名ですが、彼はマヒ性痴呆患者の大脳の中からも発見しています。
それまで精神病は悪霊の憑依として医学の対象とは見られませんでしたが、野口英世の発見により、初めて医学の対象となりました。

但し、現在、精神病は投薬主体の治療となっていますが、それは人間を物質として捉え、霊的な存在として見ないことから生じています。この観点が抜け落ちたことで、治療の限界が生じたとも言えます。

原子模型の長岡半太郎、ビタミンB1発見の鈴木梅太郎なども日本人であるために受賞を逸しています。
戦後、ノーベル賞は圧倒的にアメリカ人が受賞していますが、その影となった研究者が沢山います。

 




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