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人生いろいろ

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いやー、沢田研二がカーネル・サンダースになっていたとは知りませんでした。
時は残酷に過ぎるものです。
客席がスカスカだから公演を中止するとは大変なプライドの高さですが、自分がカーネル・サンダースだということがわかってないのですね。


クラシックの世界ではキャンセルの多い演奏家はたまにいます。
たとえば亡くなったカルロス・クライバーという大指揮者や名ピアニストのマルタ・アルゲリッチなどが有名ですが、これらの人がキャンセルしてもみんなそれを認めていました。

なぜなら彼らは大芸術家であり、演奏するための体調や気持ちが整わなければよい演奏ができないと理解しているからです。
しかしそれらの大芸術家であっても、開演直前のドタキャンはしなかったはずです。
客席が埋まっていないと、「壁際に寝返りうって~」、「TOKIOが空を飛ぶ♪」とは歌えない沢田研二のプライドは大芸術家以上だったのですね。


今回のことで思い出されたのが島倉千代子さんです。

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一時期は美空ひばり以上の人気を誇った大歌手ですが、徐々に表舞台から遠ざかりドサまわりを強いられていたようです。

北海道のある町で公演を行ったときのことです。
舞台に出た彼女はあっと息を呑みました。
観客はわずか3人だったのです。
しかしそのとき彼女はこの3人のために心を込めて歌いました。
その後、「人生いろいろ」のヒットで復活を遂げますが、歌を歌うとはどういうことかということをこの時学んだと言っています。


島倉千代子さんは波乱の人生でした。
2度目に結婚した眼科医は彼女の実印で金を借りまくり、また他人にまでその実印を使われて、借金の総額は16億円にもなったそうです。(今の金額に換算したらいくらになるのでしょうか)

連日借金取りが舞台の出口で待つ状況で、彼女は楽屋で寝泊りをしていたといいます。
そんな状況の中、救世主があらわれました。
占い師で一時期テレビに引っ張りだこだった細木数子です。

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私にすべて任せなさいといわれそのようにしたところ、借金取りは姿を消しました。
信用した彼女は、借金の返済を全面的に細木数子に任せました。

必死に借金を返済し、かなりの時が経って借金がいくら減ったか確認したところ、まったく減っていませんでした。
彼女は細木数子に食い物にされていたからです。

島倉千代子さんが亡くなりそのときの経緯が世間に知れてから、細木数子はテレビから姿を消しました。

「あんた地獄に行くよ」という言葉が思い出されます。


細木数子の衝撃激ヤセは、「島倉千代子さんを地獄に落としたつけが回った」!?


島倉千代子「細木数子に搾取された“16億円返済”の地獄半生」



人は生まれる環境や辿る人生を選んで生まれてくるといわれます。
過酷な人生を選んで生まれてくる魂には、それなりの必然性があり覚悟を決めて生まれてくるのでしょう。
それに耐えた魂はレベルを上げてあの世に帰ることができるようです。

不幸続きの人生でしたが、島倉千代子という人からは魂の穢れが感じられませんでした。

過酷な人生を生きた彼女は、きっと来世は幸せな人生を歩むのだと思います。



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