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暖房コストが一番安いのは?

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金蔵寺


秋が深まってきました。
紅葉の燃えるような美しさと、やがて散るさびしさは、岡本かの子の歌を連想させます。
かの子の情念の深さが、燃える紅葉を思わるせいでしょうか。

  年々にわが悲しみは深くして いよよ華やぐ命なりけり ー 岡本かの子

晩秋はブラームスの季節でもあります。
ブラームスのクラリネット五重奏の、セピア色を思わせるうら悲しい音色は、落ち葉散る晩秋と人生の秋を思わせます。



ここでがらっと話題が変わるのですが、暖房コストが一番安いのは何だかご存知でしょうか。
私はずっと石油ストーブだと思い込んでいましたが、電機関係の仕事をしている知人によるとエアコンだそうです。

10畳を温める1時間のコストは以下の通りです。
エアコン    12円
石油ストーブ 28円 
ガスストーブ 30円
電気ストーブ 69円 

エアコン


なんとエアコンは灯油の半分以下のコストでした。東京電力管内では電力料金が上がっており、またエアコンの種類によっても違いますが、エアコンが圧倒的に安いことに変わりはありません。18リットルの灯油が600円台だった時代があって石油ストーブは安いと思い込んでいたことと、電力消費の少ないインバーターエアコンの力を過小評価していました。(細かい温度管理ができるエアコンは、インバーターエアコンです)

ついでながら、シャワートイレのふたを閉めると、便座の熱が逃げないので15%の節約になるようです。

ところで、Kwあたりの発電コストはどうなっているでしょうか。
                      総合資源エネルギー調査会(2011) (単位 円/kWh)
原発        5~6
石炭火力      5~7
LNG火力     6~7
石油火力    14~17
水力(大規模)  8~13
地熱       11~27 
風力(大規模) 11~26
太陽光      37~46

太陽光については、中国製太陽光パネルの値段が大幅に下落しているので、すでに発電コストが19円という発電システムが現れています。にもかかわらず、太陽光発電を10年以上にわたって42円で電力会社に買い取らせる「固定買い取り制度」が今年7月にスタートしました。42円はソフトバンクの孫さんの政治力によって決まったため、ソフトバンク価格と言われています。
電力のような公益性の高い事業で、暴利をむさぼることは許されません。42円は見直しが必要です。

ドイツも太陽光発電の高値買取を実施しましたが国民や企業の負担が大きいため、買い取り価格の引き下げと将来の買取停止を決めています。ドイツの太陽光発電は電力の5%に過ぎませんが、投資額は50%を超えており、投資効率の悪いエネルギーです。


原発


石炭火力・LNG火力と原発の発電コストは、そんなに差が無いように見えますが、原発の燃料コスト自体は0.6円です。
原発を停止して以来、燃料輸入が増えて日本は31年ぶりに貿易赤字となりました。今は貿易外収支で黒字になっていますが、このままではアメリカのような財政赤字と貿易赤字の双子の赤字を抱える国になります。
円はいずれ大暴落するでしょうし、経済は停滞を極め、日本は貧乏国になります。

原発反対にヒステリックに同調するのではなく、そのような可能性と照らし合わせて、冷静に判断しなければなりません。誰だって原発が無い方が良いと思っていますが、原発に反対するのであれば、貧しい日本を受け入れる覚悟が必要です。


原子力発電のコスト論争(各発電方式のコスト比較のまとめ)

再エネ買い取り制度を見直すドイツ




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