宮崎に光を

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口蹄疫の蔓延によって、日毎に数多くの牛や豚が殺処分されています。
牛や豚を、家族のように大事に育ててきた畜産農家の方々の苦しみ、悲しみは、察するに余りあります。
ある畜産農家の方が、その思いを「地獄絵図だ」と言われていましたが、現場にいない身には、その悲痛な言葉にさえ希薄な反応しか示すことしかできないことを、申し訳なく思います。

発生当初は高圧電流によって殺処分していたようですが、今は余りの頭数に、炭酸ガスによっても処理していると言います。
家族のような牛や豚の命を、苦しみの中で奪わねばならない畜産農家の人たちにとって、それは地獄絵図と言うしかない悲惨な光景でしょう。

今回の口蹄疫の蔓延には、政府の初動対応や報道規制、強力な消毒液の配布方法など、納得できないことが少なくありません。しかし、あえて批判を止めます。
日本の畜産農家が、かって経験したことの無い危急存亡の中で、口蹄疫を終焉させるために、現政権が最善の方法を実行してくれることを願うばかりです。

しかし、見過ごすことの出来ない発言があったので、そのことだけは記しておきます。
「県家畜保健衛生所が最初の発生例の約3週間前の3月末に、農場に立ち入り検査をしながら感染を見逃していたことが分かった」との農水省の発表です。
もしこのことが事実であったとしても、口蹄疫の蔓延を防げなかった責任を、宮崎県と県の家畜保健衛生所に押し付けるような、卑劣な発言を看過することは出来ません。

2chに次のような書き込みがありました。。

「獣医の誤診で1週間対応が遅れたのが致命的だった」
《2010/05/16(日)日課の人 11:00:46
怒りと憎悪で我を忘れそうな時は、
『この不快感は私に由来するものではない。お前(不快感)は創造主の所へ還りなさい。』
と、となえてみてください。気持ちが軽くなったら帰還した証拠です

:sage :2010/05/16(日) 名無しさん 11:06:37
日課の人には申し訳ないが、怒りで泡を吹きそうだ。

>TBSで岸井「獣医の誤診で1週間対応が遅れたのが致命的だった」

俺ウシとブタの現場臨床獣医だけど、マジでこれ言ったの?
だったら、許せんよ。
あのとき獣医は即座に家畜保健衛生所呼んで立ちあわせてるよ。
10年前の教訓をしっかり身につけた、すばやい対処だったよ。

今、全国から召集もかかってないのにブタの獣医が宮崎に集結してるよ。
移動も宿泊も食事もぜんぶ自腹だよ。
宮崎だけで収束させるんだってがんばってるよ。

10年前の宮崎口蹄疫ではね、発見報告した獣医さん宅に
夜ごと嫌がらせ電話なりぱなしだったよ。
余計なもん見つけやがって、お前ひとりで宮崎おとしめたーってね。
電話番の奥さん、入院したんだよ。
獣医なら、みんなこの話覚えてるよ。
それを知ってても、第一発見者ののろしを上げたんだよ。即座に。

それを。。。

『この不快感は私に由来するものではない。お前(不快感)は創造主の所へ還りなさい。』
『この不快感は私に由来するものではない。お前(不快感)は創造主の所へ還りなさい。』 》
『この不快感は私に由来するものではない。お前(不快感)は創造主の所へ還れったら還りやがれ!。』

農水省の今回の発表により、宮崎県の家畜保健衛生所や獣医さんには、多くの批判や嫌がらせが殺到しているのではないかと懸念します。
毎日の寝食を削る献身的な働きで、心身ともに疲れきった担当者たちが、心無い電話で傷つき、おとしめられることの無いように祈らざるをえません。

今回農水委員会で、宮崎県選出の国会議員である江藤拓氏を初めて知りました。
情熱、正義感、誠意、自己献身の溢れる様に、今の日本にこれほどの国会議員がいたのかと感銘を受けました。
久しぶりに人物を見た思いがします。

下記動画を是非ご覧ください。
殺される家畜と農家の人々のことを考えれば、与党野党関係なく真剣に取り組まなければならないはずです。
野次を飛ばすことなどありえません。









参考:「川南町のムッチー牧場だよ~ん

みゆきな日々
国際有機認証「しらい田七人参」
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コメント

Re: No title

Matsuyamaさん

おっしゃるように、10年前の宮崎の口蹄疫は迅速的確な対応で、最小限度の被害に留まりました。
被害額は30億だったでしょうか。
その時の経験が生かせないどころか、まるで口蹄疫を拡大させるかのような対応で、この点に対して、ネット上では民主党の暗部を指摘する、色々な憶測が飛び交っています。
その憶測が正しいのかどうか分かりませんが、そう言われても仕方のない奇妙さがあります。
本文記事で極力民主党を批判しないようにしたのは、宮崎への責任転嫁が激しくなることが予想されたからです。
今、ワクチン接種を進めようとしていますが、接種は口蹄疫の終焉を倍に遅らせるようですね。
どこまでの党の保身を最優先するようです。

2010/05/21 (Fri) 21:13 | パック #- | URL | 編集
No title

いま自民党から農水大臣の不信任決議案提出の動きがあるようです。当然の動きとしてあるべき問題とは思いますが、今は緊急事態の収束に党を超えて一致協力すべき時であります。
これ以上感染の拡大を防ぎ、1日も早い終息を願うだけです。
そうはいってもこれだけ防止対策が遅れたことは、何が原因なのか気になるところです。10年前にも同じような伝染病が発生しており、マニュアル化はされてると素人考えでは思うのですが、今回それが生かされていない。さらにマスコミは報道を自粛している。私がこのニュースを知ったのはブログからです。本来あるべき報道の姿に不信を感じます。何か政府とマスコミの間に密約でもあったんでしょうか。
沈痛な叫びを訴える地元の声を国はどのように受け止めているんでしょう。今度の選挙にタレント候補を擁立しようと画策している場合じゃありませんよ。

2010/05/21 (Fri) 19:31 | matsuyama #- | URL | 編集
Re: No title

薄荷グリーンさん

おっしゃる通りです。

>「 風評被害を防ぐってまずは正確な情報を出しその情報に基づいて適切な行動をとる以外にない」はずですが、報道を規制した裏には、民主党の暗部があるとの声が聞こえています。

>「壊滅的な状態になって始めて報道し始めたのはいいけれど、政府が全く助けてくれなかった間、現場で孤軍奮闘していた人々に対して批判を始めるってどういうことなんだと。」

この点が最も汚いところです。宮崎県の責任にするために、あの手この手の工作があったようですが、タレント出身の知事には通用しなかったと言うことでしょう。
畜産農家や牛や豚のことを考えず、自己保身しかないのが民主党の実態です。

> とにかく被害を広げないことが最優先なんですけど、これ以上の被害を防ぐために本当に適切な処置が現政権に取れるのかものすごく不安です。

10年前に宮崎県で口蹄疫が発生し、その時は最小限の被害で食い止めました。
今回、口蹄疫の発生から25日経って、宮崎に対策本部を設置するなど、疫史上最悪の対応です。世界の笑いものです。

イギリスで口蹄疫が発生した時は、総選挙を延期して対応に全力投入しましたが、民主党は今でも7月の参院選で頭が一杯なのでしょう。

民主党に投票した人も、まさかここまでひどいとは思わなかったでしょうね。
この政権が、あと3年以上続きます。
その間に、日本が潰れないことを祈るばかりです。

2010/05/20 (Thu) 14:11 | パック #- | URL | 編集
Re: No title

アラレさん

口蹄疫は初動対応がすべてと言っても良いのに、民主党には危機意識・管理能力が無かったという事になります。
これから日本に何かあった時、同じようにノウハウの蓄積がなく、責任感の無い人たちが、どのように対応するか心配になります。
宮崎県の責任にするために、裏でどれほど卑劣な動きをしたか書きたかったのですが、我慢しました。
民主党の関係者には、口蹄疫で動物が殺される現場に是非立ち会ってもらいたいと思います。

2010/05/20 (Thu) 13:38 | パック #- | URL | 編集
No title

こんばんは!

これはわたしも頭に血が上るほどの怒りを覚えました。部外者のわたしでさえこれだけ怒りを覚えたのだから、現場にいる人はどう思っただろうと考えるともう言葉もないくらいです。

風評被害を防ぐってまずは正確な情報を出しその情報に基づいて適切な行動をとる以外にないと思うのに、全く報道せず、壊滅的な状態になって始めて報道し始めたのはいいけれど、政府が全く助けてくれなかった間、現場で孤軍奮闘していた人々に対して批判を始めるってどういうことなんだと。何だか凄く情けなくなりました。
とにかく被害を広げないことが最優先なんですけど、これ以上の被害を防ぐために本当に適切な処置が現政権に取れるのかものすごく不安です。

2010/05/20 (Thu) 01:37 | 薄荷グリーン #56UXBqNU | URL | 編集
No title

パックさん、お久し振りです。

ニコニコ動画を見る限り、要するに赤松農林大臣はいてもいなくても農林行政に何の影響も無いと自分で認めたわけですね。
国、農林省の対応にも問題が無かったとすれば、今後も口蹄疫が発生する度に同じように被害が広がるという事ですね。

書いてて虚しくなってきました。

畜産農家の方々の無念さと、獣医さんはじめ被害を食い止めようと寝食を惜しんで頑張っておられる方たちの努力が1日も早く報われるように願うばかりです。

2010/05/19 (Wed) 22:56 | アラレ #- | URL | 編集
Re: No title

yumiさん

ご無沙汰しています。

こんな状態になる前に出来たことがあるのではないかと、言いたいことが山ほどあります。
昨日まで元気だった牛や豚が殺されて行くのを見るのは、畜産農家にとっては無念としか
言いようがないでしょうね。

つらい出来事です。

2010/05/19 (Wed) 20:46 | パック #- | URL | 編集
Re: No title

風光さん

口蹄疫が発生したことを知ったのは、2週間位前のことでした。
何より驚いたのが、マスコミのかん口令です。

私の理解では、口蹄疫のような感染力の強いウイルスは、
出来るだけ早く社会に知らせ、国をあげて封じ込めなければ
ならないものと思っていました。

微妙な問題なので書けませんが、何かおかしいと感じさせることが他にもありました。
マスコミが報道し、ようやく国をあげて対策に乗り出せたことは良かったと思います。

危機管理の第一は、危機が起きる前にシミュレーションして、
対応策を用意しておくことでしょう。
口蹄疫については過去に発生しており、その対策はわかっていたはずです。

一日も早く、牛や豚が殺されなくても良い状態になってほしいと願います。

2010/05/19 (Wed) 20:36 | パック #- | URL | 編集
No title

こんばんわパックさん、お元気でしたか?
この写真からもう胸がグサッと刺されるような悲しさが伝わってきました。。。。ちょっと見れないですね。。。かわいそう過ぎて。
人間のエゴは自然界の敵ですね。。。。。

2010/05/19 (Wed) 18:09 | Yumi #- | URL | 編集
No title

この記事を、アラレさんのブログで読み、そして「みゆきな日々」へとお伺いしました。
敢えて風評被害の懸念もありますので多くは記載いたしませんが・・・
いつも思うのは危機感意識が無いということです。
これが私企業のトップであれば、即現場に行き、現状の確認、原因調査、対策処置をします。
しかし今回の口蹄疫につきましては、民間レベルではどうしようもない感染防止処置、殺傷処分処理、経済的救済など時間経過とともに被害は増すばかりで、国の対応の遅さが目立ちます。
今、国の対応をどうこう言うつもりはありませんが、家畜農家および関係企業が少しでも安心できる対応策を早く決めて欲しいと思うばかりです。
人の心まで壊滅的被害を受けることの無いようにと思っています。
また塾生にも風評被害など間違った情報を得ないように、他の家畜農業従事者への影響をも話しております。
危機管理とは、バックさん何でしょうね。。。

2010/05/19 (Wed) 13:35 | 風光 #- | URL | 編集

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