生命と神

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 DNAの二重らせん       4つの塩基配列


DNAの不思議から、生命と神を考えてみたいと思います。

大阪大学の元医学部教授・学長で、文化勲章を受章した岸本忠三先生が書かれた、「いのちの不思議」という本があります。今回の記事を書く参考にしたいと思い探しましたが見当たらず、メモと記憶を頼りにご紹介します。間違いがあるかも知れませんし、素晴らしい本ですので是非お読み下さい。

岸本先生がこの本を書いた時は、大阪大学医学部教授であったため、神と言う言葉を使われていません。
しかし、明らかに「いのちの不思議」に、神の存在を見られています。


DNAは長い鎖が、右巻きの二重らせんになったものです。アデニン(A),チミン(T)、シトシン(C),グアニン(G)の、四つの塩基(ヌクレオチド)が、AとT、CとGが対になっています。

DNAは20~30ミクロンの細胞核に折りたたんで詰め込まれています。伸ばすと1.8mになります。
針金を1/1000ミリにすると、息を吹きかけただけで切れます。しかしDNAはその更に1/5000の幅で、重さは1/2000億グラムです。世界の人口が60億とすれば、世界中の人間のDNAをすべて足しても、約3/1000グラムです。

この小さなDNAに書き込まれた情報量は、1ページに1000字が印刷された1000ページの本、1000冊に相当します。 このような奇跡的な情報処理が行われています。

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     記述されたDNA配列

タンパク質はDNAの情報に基づいて作られ、20種類のアミノ酸の組み合わせでできています。(アミノ酸の種類は20種類しかありません) 
最も小さなタンパク質は、20種類のアミノ酸が100個つながってできています。

その組み合わせの数は、20100 =10130 となります。
従って、アミノ酸の組み合わせで、意味のある特定のタンパク質ができる確率は1/10130です。
この数字は確率的にゼロを意味します。

宇宙には数千億の銀河系があり、それぞれの銀河系に数千億の星があると言われています。
無数の星の数と思われますがその数は、数千億×数千億=1023 に過ぎません。

宇宙ができてから150億年(1017経過した今日まで、毎秒ごとに100億個のタンパク質ができるとして、作られるタンパク質の数は、100億×1017=1027です。意味のあるタンパク質ができる確立は1027/10130で、確率的にゼロです。たった1個のタンパク質ができる可能性さえゼロなのです。



生体は、心臓、肺、、肝臓、腎臓、胃、腸などの各臓器や部位が、それぞれ自分の役割を果たしながら、消化器系、呼吸器系、神経系、循環器系、内分泌系などとして、協力し合って体を維持しています。その上さらに、体全体が調和して生命を維持しています。

一体誰がこのような精緻で巧妙な仕組みを作ったのでしょう。
偶然(!)にできる可能性が無いことは、上記で明らかです。

進化論では、生命の自然発生から偶然の積み重ねで、人類まで進化したと言います。しかし、アメーバーのような原始的生命にもDNAがあります。
極小で巧妙な情報伝達機構が原始的な生命に宿り、その情報のほとんどが人類と同じであるとしたら、アメーバーが出来た時には進化の終点である人類に至る設計図が出来ていたと考えざるを得ません。

そこに神と言う偉大な叡智を感じることは、科学的思考の放棄ではなく、むしろ合理的な判断です。

私たちが意識しなくても、心臓が動き、食べたものが消化吸収され、体温を36度に維持し、傷や病気を勝手に治してくれます。生かされています。

当たり前と思っている命の営みの、すべてが奇跡です。
生まれた時から、余りにも奇跡が身近にあふれているため、それを不思議とも思わず、そこにある神の意思と愛に気づきません。

生かされていることに、毎日感謝したいと思います。







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コメント

Re: とても参考になります

ジェームスダブルでおさん

DNAの奇跡的な仕組みが、偶然にできることはありえないですね。
私が神を信じるようになったのはDNAからです。
命は奇跡の集積であり、その本質は愛だと思います。

とても参考になります

いつもありがとうございます。今回のDNAについて書いていただいた記事はとても参考になります。そうだったんだ~と気づかされました。ほんとうにありがとうございます。

Re

あられさん。
おっしゃるとおりです。
それを言うために、DNAの神秘を引き合いに出しています。

パックさん、ブログへのコメントありがとうございました。
こちらのブログへのコメントは大変難しく、途中で自分が何を言いたいのかわからなくなったので、すみませんがお礼のみしておきます。
ただ、この記事の最後の一行、あれがすべてだと思います。そしてそこにこそ、人間にとっての「神」の意義があると思います。

Re

冬日向 さん、こんばんは。
コメントありがとうございました。
私には冬日向さんのような、繊細で癒しに満ちた文章が書けません。
すばらしい、貴重なブログだと感心しています。
いろいろ見習いたいと思っています。

命は理知的

パックさん
こんばんは。
思い出しました。
マントラを調べていて、パックさんのブログに行き当たったのでした。
端正で理路整然とした文章、わたしには知性が欠けているので、
憧れます、、、、このような文章を書くことのできること(^^)
コメントを書くのに、少々、緊張を。
人間はあれこれと思索をめぐらしますが、
体に勝る知性はないように思います。
愚かな思索によって、体を痛めている、、、そんなこともありがちな現代ですね。
いずれにしても、サムシング・グレートというような存在、それが神なのか、
それぞれの信ずるところによりますけれど、
感謝の念を、持って生活したいと、改めて感じる日記でした。

Re

ひろさん こんにちは。
おっしゃることは、みんなの疑問だと思います。
神が人類を創ったのであれば、平和と調和しかないはずですね。
なぜ争いや不幸があるのでしょうか。
邪悪な生命体による遺伝子操作との説もあり、それを否定する材料はありません。
世界を支配する勢力の影響も大きいでしょう。
人類が不調和である一番の理由は、神が自由意志を与えたことにあると思います。
人類の振り子はマイナスの極限まで振れたため、今反対方向へ振れ始めたと思われます。
大きなテーマなので改めて記事にしたいと思います。
コメント有り難うございました。

DNAは本当に神秘ですね
しかし、そのDNAの中で
なぜ人間だけが他の動物たちから
抜きん出た思考力を持つことが
できたのでしょうね?
人間が他の動物と同じであれば
地球は青く、緑に包まれ
自然の調和の中で
生命が育まれるはずなのに
神とは別の存在がりんごを投げ入れたのか?
神の気まぐれか?意思か?
人間と言う存在の中に
神が予想もしなかった何かが生まれたのか?
人間はどこに行くのでしょうね…。

Re

宇宙・音楽さん、こんばんは。
DNAの音楽は是非聴いてみたいと思っていました。
DVDで出ているのですね。
フランスのステルン・ナイメールという科学者が、タンパク質のDNAの
アミノ酸配列を音楽にしています。(もともとは日本の研究ですが)
20種類のアミノ酸の周波数を76オクターブ下げて、可聴域の音階に
してるようです。
あるタンパク質の音楽はモーツアルトに似ていて、この音楽を聴かすと、パンの醗酵が良くなるとも聞きました。
図書館でDVDを探して見ます。
情報ありがとうございました。

Re

アカシさん、こんばんは。
神の存在が頭では分かっていても、つい感謝を忘れてしまいます。
アカシさんの記事に刺激を受けて、思い出すようにしています。
今日一日、生かされたことに感謝、
明日も神のいのちを生きられるように願いつつ、
おやすみなさい。

パックさん、どうもです。
本当の神を感じる人がこの世にもっと増えるといいですね。
パックさんの温かみのある、豊富な知識に裏付けされた理路整然とした文章は、勉強になります。
都会に住んでても、本当の神を感じてる人はいるんですね!! 嬉しくなります!!
あ、DNAに関してちょっと面白い話が、、、。
以前図書館でDNAのDVDを見たんですが、DNAの配列を音楽にすると(どういう風に音楽にしたか詳しくは分かりませんが)美しい音楽になってました。
ピアノでその音楽を演奏してましたけど、きれいでしたよ。
そういうの見ると、天才的な作曲家は、宇宙にある多次元の世界から、目に見えない新しい遺伝子情報(波動?)を、みんなが受け取りやすいように音楽に翻訳し、それを三次元の世界にばらまいて、人類の精神の進化を促す人の事をいうのかななんて思ったりします。
これからも興味深い記事期待してます!!

パックさん、こんにちは。アカシです。
科学的見地から神をとらえた今日の記事、とても素晴らしいです。
1つの葉っぱでさえ彼の意思なしには動かないといわれていますが、
私たちの体も神の意思で毎日動いているのですね。
神の壮大な業をいつも忘れずにいたいものです。
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