プーさんが喜ばぬ蜂蜜

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子供のころ蜂蜜は貴重品でした。
蜂蜜が安くなったのは輸入品が入り始めてからですが、それにしても昨今の安さは尋常ではありません。
スーパーでは1リットルくらいの容器に入ったものが1000円以下で売られています。
砂糖やブドウ糖、異性化糖などの混ぜものが入っているのだろうとラベルを見ると純粋蜂蜜と書かれています。

一匹のミツバチが一生のうちに集めるのが1gと言われますので、ミツバチの一生の働きが1円にも満たないことになります。
いくらなんでも安すぎると思っていたらこんな話を聞きました。

健康のために世界中の蜂蜜を探して、ついには世界最高といわれる天山山脈に自分用の蜂蜜採取場を作ったある方から聞いた話です。

冬になると花も蜜も少なく蜂も活動しません。冬場に蜂蜜の採取量を落とさないためにはどうしたらよいのでしょうか。
こういう時の中国人の発想は日本人にはマネができないものです。

なんと屋内に巣箱と砂糖水を置き、ミツバチに採取させるのだといいます。
蜂が採取したもので、糖分を加えてなければ純粋蜂蜜ということになるのでしょう。
蜂蜜は冬になるとブドウ糖が白く結晶化しますが、こういう「純粋蜂蜜」が結晶化するかどうかはわかりません。

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ニュージーランドに「マヌカハニー」という蜂蜜があります。
ニュージーランドに自生するマヌカの花から採れる蜂蜜で、ピロリ菌を殺す強い抗菌作用があります。
抗菌作用の強さによって値段が変わりますが、一番高いものは500gで4万円近くするものもあります。

マヌカハニーのニュージーランドの生産量は1700t位ですが、イギリスで販売されているものが1800t、世界の販売量は1万tを超えます。
偽物の多くがオーストラリア産ですが抗菌作用はありません。
消費者は大金を出して偽物を買っていることになります。

テレビで蜂蜜の宣伝を見るたびに、蜂蜜はイメージ商品だと感じます。
本当の「純粋蜂蜜」であればよいのですが。



麹菌は愛の微生物

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塩麹がブームになっていますが、先日「麹のちから!」という本を出版された、㈱源麹研究所会長で農学博士の山元正博さんの話しをお聞きしました。

麹は醤油や味噌や日本酒を作るのに欠かせないもので日本人にはなじみ深いものですが、山元さんの話をお聞きするまで、麹がそんなにすごい微生物だとは知りませんでした。

まず驚いたことは、日本の麹は奇跡的な存在だということです。
麹はアスペルギルス属のカビですが、麹以外のアスペルギルス属はほとんどが毒を出し、地上最強のアフラトキシンという毒を出すものもあります。

麹の遺伝子にも毒を生産するコードが存在していますが、イニシエーターとレギュレーター(開始したり制御をする遺伝子)がないため毒を作りません。毒を作らないだけではなく、デンプンをブドウ糖に、タンパク質をアミノ酸に分解する酵素を作り出し、味噌や醤油、日本酒の製造に使われ、日本人の食と健康を支えてきました。
桜が日本の国花であるように、麹は日本の国菌に認定されています。国の宝というべき菌なのです。

山元さんは、麹はムー大陸の遺産ではないかと思うと冗談めかして言われますが、まるで遺伝子操作で作り出されたかのような奇跡的な微生物なんだそうです。

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麹を食べると免疫抵抗力が増すだけでなく、ストレスやアレルギーを軽減してくれます。
ヨーグルトのR1が免疫力を30%アップさせるということでブームになりましたが、麹菌はなんと2倍以上も免疫力をアップさせます。

我々の先祖が大事に育ててきた麹は、健康的でおいしい日本食の中心的な存在でした。
昔の日本人に今ほど胃がんが無かったのは、味噌汁をたくさん飲んでいたことも理由のようです。
長崎の原爆被爆者が、味噌汁を飲んで放射能被害を免れた話も、麹の持つ力の現れです。

日本人は1000年以上も前から麹を利用して来ましたが、世界にはあまり普及していません。その理由は、麹の生産には大変デリケートな管理が必要とされ、その繊細さは僅かな手ざわりや香りや色の違いで最適を判断する、日本の職人の完璧さによってのみ可能だったからです。

韓国のマッコリも麹を使っていますが、この麹は山元さんのお父さんの麹会社で働いていた韓国人が国に帰る時に、頑張れよと持たして帰らせたものだそうです。今でも山元さんの会社から、毎年韓国に種麹を送っています。
山元さんは満足のいくマッコリがなかったため、自分で「源さんのマッコリ」を作りました。興味のある方は、ネットでお求めください。


山元さんは麹を「愛の微生物」と呼びます。
青カビがペニシリンを分泌して自分だけ生き残ろうとするように、これまでの有用菌は、ほとんどが自分だけが生き残ろうとする特徴を持っています。戦いに勝ち抜く欧米の考え方と共通するものです。

これに対して麹菌は、他の微生物と共生し、抗生物質のような他を殺す物質を出しません。また、たとえば乳酸菌が麹菌によって格段に元気になるように、自分自身を提供して周りの有用菌を元気づける優しい菌です。

「だから私は主張したいのです。
 麹は愛の微生物だと。
 和を以って尊しとなす日本人。
 まさに日本人を代表するような菌。それが麹菌です。」

本当に麹菌は、愛と調和の微生物なんですね。
日本においては、微生物さえも優しく調和されている、そんな気がします。
塩麹ブームは、日本人が麹を見直す絶好のきっかけになったのだと思います。
下記に山元さんの著書から、塩麹の使い方をご紹介しますので、是非お試しください。


麹のちから!麹のちから!
(2012/07/25)
山元正博

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「漬け物」
塩麹を使えば、漬け物がもっと早く、もっと簡単に、しかもはるかにおいしい漬け物ができます。理由は塩麹の出す酵素が野菜の繊維質や糖類、デンプン質を分解してうまみにかえます。もうひとつは、麹が漬け物に必要な乳酸菌の増殖スピードを3倍にも増やすからです。
大根、白菜、キャベツ、キュウリなどをよく洗い、水を切ってから目分量でその十分の一ほどの塩麹と合わせてよく揉みます。そのまま、ジッパー付きの袋に入れ、空気を抜いてジッパーを閉めてください。なるべく真空にした方が、塩分のしみ込みが早くなります。
あとは冷蔵庫にひと晩寝かせるだけ。あっという間においしいお漬け物ができます。

通常ですと乳酸菌の増えるスピードはゆっくりです。ですから一夜漬けではなかなか乳酸菌のうまみが出てこない。ところが塩麹を入れると麹菌そのものに乳酸菌の成長促進酵素があり、それが野菜の表面に生きている乳酸菌を、たちまち増殖させるのです。
同じ一夜漬けでも、塩麹を入れたものは乳酸菌の増殖スピードが全然違うのです。

「ご飯」
ご飯を炊くときにお米3合に塩麹を大さじ1杯入れます。すると、お米の照りがまったく違ってメチャメチャ美味しくなります。そして、なんともいえないうま味も加わります。例えていうと、美味しい塩おにぎりの味でしょうか。
「刺身」
簡単です、塩麹を塗るだけ。ものの5分もしないうちにうま味がバーッと溶け出してきます。 使用前と後の美味しさの違いを感じてみてください。そして、とっておきレシピをもうひとつ。残り物のお刺身を塩麹に漬け込んで冷蔵庫にひと晩。翌朝、ホカホカのご飯の上にこれをのせてお湯をかけて食べます。最高のお茶漬けになります。

「お肉」
豚のもも肉やすね肉は硬いと敬遠されがちですが、よく使われる部位である分、ストレスの毒が他の部位よりも少なく、食べるには健康的です。これをスライスしてナマの甘酒に漬け込むと、肉は麹の働きで柔らかくなり、うま味となるアミノ酸がいっぱい出てきます。 ひと晩漬けておいて、翌朝、生姜焼きにするか、あるいはタマネギと一緒に煮込んでもいいでしょう。これをかけた「豚丼」の美味しさは格別です。

「豆腐」
ガーゼにくるんで塩麹の中に漬けます。豆腐の水分が外に出て、かわりに塩麹の酵素が豆腐の中に入っていきます。すると、酵素が豆腐のタンパク質を分解して、うま味となるアミノ酸を出します。 豆腐がきゅっと締まり、最後には高野豆腐のように硬くなります。これは最高の酒の肴になります。

「卵」
たまごの黄身を2日ほど塩麹に漬けると、半熟状に固まります。これが麹たまごです。それをそのままいただきます。まったりとした触感にうっすら塩味がきいた、えも言われぬ逸品となります。

「良い塩麹の見分け方」
甘みの強い塩麹はダメ。甘みの強い塩麹というのは「早期熟成」の麹です。その甘みは加熱処理してデンプンが分解されてできた甘みです。 ところが、うま味をつくるタンパク分解酵素は、加熱処理すると分解して量が減るか、あるいは消えてしまいます。常温で時間をかけて発酵させた塩麹がベストです。信頼できるメーカーのものを使いましょう。

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山元正博さんは1950年、鹿児島の100年続く麹屋の3代目として生まれました。
鹿児島ラサール学園から東大農学部に入学され、1977年修士課程を修了し、同時に郷里に帰り、㈱河内源一郎商店に入社。87年代表取締役。88年錦灘酒造㈱代表取締役。同年「日経先端技術賞」受賞。99年「源麹研究所」設立。09年「麹菌の畜産に及ぼす効果についての研究」で博士号取得。同年環境大臣賞受賞。11年機械工業会会長賞受賞。

山元さんが東大大学院の時に開発した細胞融合法は、その後の遺伝子研究の手段になっており、優秀な研究者であり開発者です。しかし一方で、極真空手の有段者にしてスロヴァキア共和国の名誉領事もされており、多芸多才、明るく気さくで愉快な方です。


源麹研究所
有限会社河内源一郎商店
天下一品の塩麹

低レベル放射線は健康に良い

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太田康介さん撮影

どんな大災害であっても、時と共に復興の明るさが見えて来るものです。
しかし東日本大震災にあっては、放射能が今尚、復興の足を引っ張っています。

ガレキの受け入れに反対するのは、放射線に対する恐怖感のせいでしょうが、その恐怖感を助長しているのがマスコミです。
NHKは昨年暮れ、「追跡! 真相ファイル 低線量被ばく 揺らぐ国際基準」で、意図的と思われる誤報道を行い不安を助長しました。

週刊文春3月1日号に、「郡山の4歳児と7歳児に、甲状腺癌の疑い」という見出しで、地元医師が甲状腺の超音波検査をしたところ、甲状腺癌の疑いがある結節を認めたと報じたました。しかし4月3日の日経メディカルオンラインメールによれば、その地元医師は日経メディカルの取材に対して、「2人は悪性を強く疑う所見ではなかったが、念のため専門医による2次検査を実施しただけで、結果も良性だった。記事は事実と異なる」と述べています。

放射線防護学の第一人者である、札幌医科大学教授高田純教授の著書、「中国の核実験―シルクロードで発生した地表核爆発災害」に、中国が行った甚大な放射能汚染について書かれています。中国は、ウイグル自治区で、延べ46回、20メガトンの地上核爆発を行い、19万人もの死者が出ています。

放射能で汚染された黄砂は、偏西風に乗って日本に流れてきており、ストロンチウム90が日本人の骨に、2000~5000マイクロシーベルト蓄積していると推定されています。しかし中国に遠慮して、このことを報道したマスコミはありません。一方でそれよりはるかに微量な福島の放射線については、過剰な報道を繰り広げています。

しかしもし低レベル放射線が、害が無いどころか体に良いとしたら、福島は健康のパワースポットに変わり、2兆円もかけて無意味な除染をする必要はなくなります。廃棄されている福島の農産物は、プレミアムのつく貴重な食品になります。

今回の記事を懐疑的に見ていただいても結構です。しかし真実が相反するものの中間にあるとすれば、少なくとも放射能はそれほど恐れるべきものではないことがわかります。
尚、念のために付け加えますが、微量放射線ホルミシス効果と原発については別の議論です。

記事を全部読むのが面倒であれば、下の図表とコメントだけをご覧ください。
もし低レベル放射線が、危険なものではないことが納得いただけたら、一人でも多くの方にお伝えください。



のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録
(2011/07/27)
太田康介

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先日、「のこされた動物たち」という写真展を見ました。太田康介さんというカメラマンが、原発から20km圏内に残された動物たちを撮影したものですが、犠牲にならなくても良かった多くの命が、過剰な放射能への警戒によって失われました。

多くの住民が「数日で帰れる」と言われ、取るものも取りあえず家を後にしましたが、残されたおびただしい数の犬や猫、家畜たちが飢えて死んで行きました。
腹を空かせた犬に寄って行くと、エサよりも先に人の温かさを求めると書かれた写真には、人のぬくもりを求める、悲しげな犬の眼がありました。

鶏と豚は餓死または殺処分によりほぼ全滅、乳牛の大半と、肉牛の1割程度は餓死したと見られています。
これらの死は、まったく意味の無い死でした。

福島原発から20キロ圏内は1マイクロシーベルト/時、局所でも10マイクロシーベルト/時以下の微量放射能しか計測されていないのに、いまだに立ち入りを禁止しています。この放射線の数字がどれだけ小さいものであるか、下記の研究データに出てくる数字と比較してみてください。過剰な恐怖心の実態がわかります。

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野口健公式ブログより 下の写真とも

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(低レベル放射線は健康に良い)
この世に存在するすべてのものは、微量であれば体に必要だという考え方があります。猛毒のトリカブトは、漢方では微量を強心剤として使ってきました。ワクチンは微量な病原体を摂取することによって体内に抗体を作り、免疫力をつけるものです。清潔好きな日本人が抵抗力を失ったことは、様々な細菌が免疫力を高めていたことの表れです。

放射能も微量であれば健康にとって極めて有効であると考えるのが「放射能ホルミシス効果」です。
地上の数百倍の宇宙放射線を浴びる宇宙飛行士の安全性を、NASAの依頼により10年以上かけて調査したミズーリ大学の名誉教授、ラッキー博士の著書「放射能を怖がるな」を読むと、放射線が健康にとって大切なものであることがわかります。


放射能を怖がるな!放射能を怖がるな!
(2011/08)
T.D. ラッキー

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宇宙ステーションで半年を過ごすと、10万~20万マイクロシーベルト/年の被爆を受けますが、宙飛行士に健康被害は起きておらず、むしろか宇宙に行く前よりも健康になっています。

(1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト、以下はマイクロシーベルトを使用します。)

この冬、雪崩により湯治客3人が亡くなった秋田県の玉川温泉は、ガンが治ることで有名ですが、温泉の岩盤からは15000~20000マイクロシーベルト/時の放射線が出ています。

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世界有数の放射能温泉である鳥取県の三朝温泉は、ラドン温泉です。(ラジウムがアルファ線を放出してラドンになります)
三朝温泉区域内の住民のガン死亡率は、全国平均の半分以下であり、胃がん、肺がんは4割以下、大腸がんに至っては2割以下です。

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台湾で1982年に建設された1万人収容のアパートの壁から、1992年にコバルト60が検出されました。その周辺での1万人当たりのガン死亡者は、20年間で270人でしたが、5万マイクロシーベルト/年の被爆を受けたそのアパートでは僅か7人でした。
しかもその7人は入居前からガンだったので、入居後のガン死亡率はゼロということになります。この7人を入れても、このアパートのガン死亡率は、一般平均と比べると、わずか1/33でした!
適量の放射線を受ければ、ガンは稀な病気になるであろうことを示唆する研究があります。

国際放射線防護委員会(ICRP)は、年間の被爆量が10万マイクロシーベルトまで安全と言っていますが、日本のテレビは原発推進派と叩かれるので取り上げようとしません。


(なぜ放射線は体に良いか)
「放射能は怖い」のウソ 親子で考える放射能Q&A「放射能は怖い」のウソ 親子で考える放射能Q&A
(2011/08/26)
服部 禎男

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元電力中央研究所原子力部長服部禎男さんが講演された、第17回「日本がんコンベンション」の資料からご紹介します。


抗酸化酵素

65週齢のねずみ(人間で言えば65歳)に、50万マイクロシーベルトのX線を照射した結果、活性酸素を除去し、若さを維持する酵素であるSODが、7週齢(7歳)と同じレベルで産生されています。


ガン抑制遺伝子p53

ねずみに10万マイクロシーベルトのX線を照射した結果、ガン細胞を見つけると、その細胞に死ぬように命令するガン抑制遺伝子p53が活性化しています。p53が多い人は、ガンになりにくいのですが、ストレスが多いとp53が狂ってきます。X線を1回照射すると、効果が2ヶ月間持続します。

細胞膜透過性

65週齢のねずみに、25万マイクロシーベルトのX線を照射した結果、細胞の透過性が7週齢と同じレベルに回復しています。細胞の透過性が悪くなると、細胞核のDNAの信号が出て行かなくなります。

悪性リンパ腫

10万マイクロシーベルトのX線を15回照射すると、悪性リンパ腫の生存率が84%高まっています。15万マイクロシーベルトを週2回照射でも、同様の効果があります。


インシュリン他

ウサギに対するラドン吸入実験では、14000ベクレル/リットルのラドンで、糖代謝のインシュリンが2倍、積極性をもたらすアドレナリンが5倍、幸福感をもたらすベータエンドルフィンが38%アップ、鎮痛をもたらすメチオエンケファリンが2倍産生されています。

DNA修復

ガン進行抑制効果は、自然放射能の1000万倍にあたる、100万マイクロシーベルトでもっとも顕著でした。
福島の20km圏の放射線は、ほとんど1マイクロシーベルト/時以下です。残念ながら少な過ぎます。


ホルミシスとは遺伝子の活性化

遺伝子の90%以上は眠っています。低レベル放射線を与えると、ヒドロキシラジカル(活性酸素)が瞬間的に発生し、遺伝子は眠りを覚まして活動を始めます。ホルミシスとは、遺伝子の活性化によるものです。


(放射線が危険だと思い込まされた原因)
放射線が生命にとって不可欠な物質であることは、2000を超える論文によって裏付けられています。
なぜ放射線が危険だと思われるようになったのかと言えば、この仮説の提唱者H・J・マラー博士が、1964年のノーベル生理学・医学賞を受賞したからです。

ところが現在、この仮説は全面崩壊しています。マラー博士はショウジョウバエのオスへのⅩ線照射によってこの仮説を検証しましたが、これはとんでもない誤りであったことがわかっています。なんと、ショウジョウバエのオスの精子は「DNA修復力」を持たない、極めてまれな例であることがわかったのです。

80年前のこの誤った仮説に、世界中の学会が支配されています。マラー博士の研究は、今から見れば罪作りな研究でした。

(細胞の自己修復力)
我々の細胞内には数多くのDNA修復酵素があり、放射線等で破壊されたDNAを修復しています。
低線量放射線によって、活性酸素抑制酵素SOD、GPXが大量に産生されます。

1996年、この分野の2大指導者、マイロン・コリポーブ博士とルートビッヒ・ファイネンデーゲン博士が発表した論文によれば、活性酸素による攻撃は、自然放射線の1000万倍に匹敵し、我々の細胞は1個当たり毎日100万回のDNA修復で生命を維持しています。

2001年、モーリス・チュビアーナ博士はダブリンで次のように講演しています。
自然放射線の10万倍、すなわち10000マイクロシーベルト/時以下なら、人の細胞でのDNA修復は十分になされ、防御機能はパーフェクトで発がんなどありえない。このことは自然放射線の100万倍(10万マイクロシーベルト/時)あたりまで言えるかもしれない

放射能は体に良いのであり、除染してはいけないのです。東電は放射能除染と被害弁済に六兆円を要し、電力値上げの原因となっていますが、もし放射能が体に良いとしたら、何と愚かなことしているのでしょうか。

ラッキー博士はこう言っています。
「もし日本の政府が、福島原発事故への対応に当たって、こうした思い込みに支配されるなら、既に苦境に喘ぐ日本経済が途方もない無用の出費に打ちのめされることになろう。ミハイル・ゴルバチョフが遅きに失して思い知った次の教訓を日本も学ばなければならない。

「20年前にチェルノブイリで起こった原子炉のメルトダウンが、恐らく5年後のソ連崩壊の真の原因であった」

<参考>
「放射能の真実を伝える」服部禎男公式ページ
「シルクロードの死神」国際派日本人養成講座
原子力技術研究所 放射線安全研究センター
ヒトにおける低線量放射線ホルミシス
RADIOLOGY 2009年4月





汚染米より罪深いもの

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一時期の汚染米騒動は異常でした。

まるで鬼の首でもとったような大騒ぎは、アメリカの経済危機や自民党の政治ショーが始まってからは、さすがに下火になりましたが、こうした食品の不正が発覚するたびに起こるマスコミの大騒ぎは、対象となる会社が潰れるか、犠牲者が出るまで続く傾向があります。

この話題について何人かと話をしましたが、みんな辟易していました。

今回の汚染米は基準値の2倍の農薬が使われていました。
工業用に処分すべき米を、法律に違反し食用に売る行為は許されません。

しかし、大報道を繰り返えしたマスコミは、かって、アメリカなどから輸入するポテトの残留農薬基準が1000倍(!)も甘くなった時、それに反対するキャンペーンを張ったのでしょうか。

アメリカなどからポテトチップスやフライドポテトの原料として輸入しているジャガイモには、ポストハーベストとして、除草剤IPC(発芽防止用 発ガン性)、殺菌剤TBZ(催奇形性)、植物成長調整剤テトラクロロニトロベンゼンが使われています。

元々、環境庁が定めたIPC(クロルプロファム)の残留基準値は0.05ppmでしたが、厚生省は1000倍も高い50ppmに変更し、アメリカ産冷凍ポテトの輸入を可能にしました。

ちなみに、国内の葉物野菜の残留農薬基準は0.01PPMです。

小麦、レモン、オレンジ、バナナなども、発ガン性、催奇形性のポストハーベストが大量に使われていますが、表示の義務が無いため、そのことに気づきません。

アメリカが圧力をかけてきた事に、マスコミは無抵抗で何の反応も示さず、抵抗できない相手には正義を振りかざして、徹底的に叩きます。

日本人は飼いならされて、おとなしくなりすぎました。



国際有機認証取得、信頼の「しらい田七人参」

人間の体の不思議

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人間の体はつくづく不思議です。

口、食道、心臓、肺、、肝臓、腎臓、胃、腸などの各臓器や部位が、それぞれがの役割を果たしながら、消化器系、呼吸器系、神経系、循環器系、内分泌系などとして、それぞれ協力し合って体を維持しています。
そして更に、体全体が調和して生命を維持しています。一体誰がこのような精妙な仕組みを作ったのでしょう。

進化論では生命の自然発生から偶然の積み重ねで、人類まで進化したと言います。しかし、アメーバーのような原始的生命にもDNAがあります。たった四つの塩基配列で二重ラセンに情報を書き込むなど、偶然に出来ることではなく、しかもDNAの大きさは、米粒一つぶに全人類60億人の情報を書き込めるほど小さいのです。

極小で巧妙な情報伝達機構が原始的な生命に宿り、その基本のメカニズムが人類と全く同じであるとしたら、アメーバーが出来た時には進化の終点である人類に至る設計図が出来ていたと考えざるを得ません。
ノーベル医学生理学賞を受賞した、利根川進博士の著書を読んだとき、不思議に思ったことがあります。利根川博士は、生命は偶然の積み重ねで出来たと言われています。

利根川博士の業績は、病原菌が侵入した時、人体にとって一番必要な免疫力を生みだすために働く巧妙な免疫機構を解明したことですが、その仕組みは神業としか思えません。生命の維持にはホルモンや酵素の産生など、神業としか思えない仕組みが無数にあります。
これほど巧妙な生命の仕組みが偶然に出来る確立は、猫がピアノの上を歩いてベートーベンのピアノソナタ(モーツアルトでも良い)が出来るようなものだと言われています。

人体は神の宮と素直に感謝したいと思います。